ナースのお仕事

沖縄でナース!仕事で困ったことやお付き合い

こんにちは。
私は沖縄に来てから、約12年が経ちます。
ナースの仕事は、どこでも出来るから・・と思っていました。特に免許は問題ありませんが、やはり地域性ってありますよね。
明るいナイチャーナースですが、それなりに苦労もありました。

ここからは私の感じた沖縄のナースですので、やや偏りがありますが許して下さい(笑)

沖縄の方言が必須!?

最初に勤めた病院では病棟勤務でしたが、私がナイチャー(内地の人)であることからも、とても親切にしてくれました。

患者さんも私の顔を見て、「あんたヤマトンチュ(これもヤマトの人=ナイチャー)だね」とすぐに言われる程でしたが、これ位の方言は私にも知っていたので、「そうですよ〜」と返事が出来ましたし、スタッフは方言だらけで話す人はいなかったので、話が出来ないという事はありませんでした。

その後、循環器のクリニックに勤めたり、子供が保育園に通いだしたり環境が変わる中、方言も聞くのは自然に出来る様になっていたようです。

現在のクリニック(脳神経外科)では、患者さんからある程度問診を取ったり、検査の説明をしたりもします。
中には、「昨日からがっぱいの辺りがチブルヤミーするわけよ〜」(後頭部が痛い)

それを聞いてスラスラとカルテに記入している私を、他のナースが笑っていたこともありました。「ナイチャーじゃないよね(笑)」って。

基本的にマスクをして仕事をしているので、顔が半分かくれていますが、最近ではナイチャーとは思われず、「あんたどこの人ね?」と沖縄県内での出身地を聞かれます。
私・・・ウチナンチュ(沖縄出身の人)ではないんです・・・

仕事上、方言がある程度分かった方がコミュニケーションは取りやすいです。
ただ、年配の方は若い人には方言だと通じないからと、気を遣って標準語で話してくれる人が多いので心配はいらないと思います。
中には、ほとんど方言で話す人もいるので、聞き直して確認することもありますが・・・

分からなくても「なんくるないさ〜」の精神です(笑)

職場のお祝い事が多い

沖縄のお祝い事はたくさんありますが、その中でも職場の繋がりでは、子供がらみのお祝いが多いです。自宅や実家でお祝いを持って来てくれた人達に食事を振る舞うので、準備から後片付けまで女性は特に大変です。

  1. まんさん祝い・・・子供が産まれて100日のお祝い
  2. 小学校の入学祝い
  3. 高校の合格祝い

この他にも、タンカユーエー(1歳の誕生日)、七五三、13祝い等々ありますが、親戚や友人、職場の人を呼んで大きくやるのが上の3つ位です。
地域によっても、やるところとやらないところがあるみたいですが、私が住んでいる所は、やっている人も多いのと、やらなくてもお祝いはあげています。

お祝いの金額は3000円〜5000円です。付き合いの程度や自宅まで行って食事をして帰ってくる場合など、状況に合わせてお祝いをあげています。

私の職場はスタッフの人数が多く、40名程いるので毎年お祝いはありますし、子供の年齢が被っていると何万単位でお祝いを準備しなくてはなりません。

私も子供達が小学生になった時には、皆さんからお祝いを頂いたので、お祝いがある時はお返ししています。

仕事をする上でスタッフの一員として、お付き合いは必要になってくるかもしれません。

まとめ

沖縄には、親戚や同級生、友人など独特な人と人との繋がりがあります。
ナイチャーの私にしてみたら、少し濃い感じもしますが、困った時は「助け合い」の精神が強いのでいい時もあります。

子供達のお陰で仲の良いママ友も出来ましたし、色々な情報も貰えるので距離を保ちつつも楽しく過ごしています。

どこの地域に行っても、その地域性に多少は溶け込まむことが大切だな〜と思っている今日この頃です。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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