ナースのお仕事

妊婦になったら勉強しておこう!出産後の痔のケアの仕方と治療方法

こんばんは。モモブ(@momobulife)です。
突然ですが、「痔」に悩んでいませんか?
もともと痔は持っていなかったのに、妊娠や出産をきっかけに「痔」になってしまうことがあります。実は、私も出産を機に「痔」を経験しました。
痛いけど、人には相談にくい・・・病院に行くのは恥ずかしい・・・と思いがちです。

しかし、放っておいたら痛みも強くなり、座るのも辛くなってしまいます。
それでなくても、出産後の体は疲れています。
そこで「痔」についてのケアの仕方や治療法を事前に知っておくだけで、出産後に痔になってしまっても慌てないですみます。
実際に私も経験した、痔のケアの仕方を紹介したいと思います!

出産後の痔の治療方法

妊娠を機に便秘になる方が多く、便が硬くなった便を出す時に肛門に力が入り、いぼ痔などの原因になります。
また、出産時にも赤ちゃんを出す時に思い切り肛門に力を入れるため、肛門が裂けてしまったり、もともとあったいぼ痔が肛門から飛び出して戻らないことがあります。

お薬を使って治す方法

肛門内に入れる軟膏を使用します。
半分は肛門の中に、残りは痔の部分に塗ると効果的です。
下着が汚れるので、おりものシートの使用をおすすめします。

妊娠中の場合は使用出来る薬剤が少ないので、必ず産婦人科の先生に相談しましょう。
出産直後〜1ヶ月まであれば産婦人科で、1ヶ月健診が終わってからは外科になります。

期間

まず1週間〜10日間使用してみましょう。
病院で処方される薬は、大体1週間から2週間分位です。
これで症状が改善されない場合は、再度病院を受診しましょう。

費用

病院で処方されたら保険適用なので500円程度ですが、診察代なども含めると1500円程度かかるでしょう。
市販薬でも、1000円〜1500円位かかります。

手術をして治す方法

手術が対象になる方は、患者さんの1〜2割程度と言われています。
切らずに良くなる方が多いそうです。

期間

万が一手術の対応となった場合、痔の種類や状態によって、日帰りか10日程の入院になるか変わってきます。

費用

痔の手術は基本的に健康保険が適用されます。負担額は3割になります。
手術自体の費用は、2万円〜5万円ですが、入院をする日数によって金額が変わってきます。

一般的に、2〜3日の入院で約10万円程度と言われています。
医療特約を付けた医療保険に加入されている方は、適用される為給付金を受ける事が出来ます。



病院受診をしたくない方にはこちらがおすすめです!

薬も手術もしたくない!日常生活で行う予防ケア

清潔にしよう

排便後には肛門と周囲の清潔を保ちましょう。赤ちゃんのお尻拭きや清浄綿(お産後にもらえます)で汚れを落とします。アルコール綿は、常在菌も除去し皮膚も乾燥しやすいので注意して下さい。

クッションを使おう

痔が出ている時は、下着が当たるだけでも刺激になり痛みがあります。
また、長時間同じ姿勢でいると肛門周囲を圧迫していまします。
そんな時は、円座を使って患部が当たらないように保護しましょう。

特に出産後は出産時の切開で陰部に痛みもありますので、痛みの緩和に円座クッションを

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座浴、マッサージで血行良くしよう

いぼ痔の場合は、特に患部が腫れて痛みがあるかもしれませんが、温める事で血行が良くなり痔が柔らかくなります。ボディソープなどを付けて、指でマッサージしましょう。

私も産後の痔に悩まされましたが、シャワーなどで温めながらマッサージをしてなるべく長引かない様にしていました。

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便秘に気をつけよう

便意を我慢したり、水分摂取が少ないと便秘になりやすく、排便時に痔が悪化する可能性があります。

特に授乳中は、多量の汗もかきます。バランスのよい食事と水分補給が大切です。

まとめ

出産に向けて色々と準備をされている妊婦さんや、出産後に痔を繰り返している方にとっては、デリケートで誰かに相談しにく内容です。

痔のケアの仕方と治療法を知っているだけでも、不安は少し解消出来るかと思いますのでぜひ参考にして下さい。
飲んで痔を治すタイプの物もありますのでお試し下さい。



最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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