ナースのお仕事

室内でも熱中症になる?脳梗塞の危険が高い人はこんな人!予防の方法

こんばんは。モモブ(@momobulife)です。
沖縄はまだまだ暑い日が続きます。7月、8月でも気温は35度を越える事はないのですが、10月末まで日中は30度近くあるので、クーラーをつけていないと蒸し風呂状態になります。

クリニックに来る患者さんの中には、暑いのにクーラーをつけずに、扇風機で温風が回っている部屋で過ごす方がいます。体がだるい、フラフラする、食欲がないなどの症状を訴える人も多いです。

熱中症は室外だけでなく、室内でも起こるので対策を知っておくと事前に予防する事が出来るので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

熱中症対策

熱中症とは?


人には適度な体温を維持する為に体温調節機能があるのですが、この機能がうまく働かなくなる事で、体温が上昇したり、体内に熱が溜まったり、水分と塩分のバランスが崩れてしまう事です。

また、熱中症になりやすい人は高齢者や乳幼児だけでなく、体調が悪い人や運動習慣がなく暑さに弱い人もなども挙げられます。

熱中症の症状

熱中症の症状には軽い症状から、命にかかわる症状まであります。
少しでも今日はいつもと体の調子が違うなと感じたら、気を付けましょう。

【軽度】

  • 体がだるい、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛
  • めまい(フラフラする)
  • 筋肉痛、筋肉が硬直(つる、こむら返りとも言います)
  • 大量の発汗

【重症】

  • 意識がもうろうとする、呼びかけに反応しない
  • 体がぐったりとして力が入らない、脱力感
  • 高熱、脈が速くなる
  • ひきつけ、けいれん

熱中症かもと思ったら

まず、日陰やクーラーのある涼しい場所へ移動しましょう。
衣類を襟元やお腹周りをゆるめたり、氷などを首や脇の下、足の付け根などを冷やして下さい。楽な姿勢で安静にして、水分、塩分の補給をします。

おすすめの水分は、電解質が含まれているスポーツドリンクやミネラルやカリウムの入った麦茶です。

激しい頭痛や、嘔吐、意識障害や自力で歩けない、けいれんを起こしている場合は医療機関に受診しましょう。

脱水になると脳梗塞の危険あり!

脳梗塞と脱水の関係

脳梗塞とは、脳の血管が詰まり血液の流れが遮断されてしまう病気です。
体内の水分が失われると脱水という状態になります。

汗をかくと水分や塩分などの電解質が失われ、結果的に血液が濃くなります。
血液が濃くなると「ドロドロ」の状態になり血管が詰まってしまうのです。

特に夏場は、外で遊んだり室内の温度や湿度が高くなると脱水になりやすくなります。
しかし、水分摂取が少なければ冬でも脱水になり、脳梗塞を引き起こす危険はありますので、気を付けましょう。



こまめな水分摂取が必要なので、すぐに飲めるウォーターサーバーがあると便利です。
我が家にもありますが、重たいお水も配達してもらえるのでとても助かっています。
ミルクを飲む赤ちゃんにも安心のお水です!

こんな症状が出たら病院へ!

症状のポイント
  • 左右どちらかの手足が動かしづらい、力が入らない、体が傾く
  • 舌が回らない、話そうとするが言葉が出てこない、言葉が聞き取りにくい
  • よだれが出る、飲み物や食べ物がこぼれる
  • 左右どちらかの目が見えにくい(視野が狭くなる)

普段で来ている事が、急に出来なくなるのは何かしらのサインになるので、
「おかしいかも?」と思ったら、様子を見ずに病院受診をおすすめします。
時間が経てば経つ程、後遺症が残り治療にも時間がかかる可能性があるからです。

脳梗塞にかかるリスクが高い人

基礎疾患がある人程、脳梗塞にかかるリスクは高くなります。

  • 高血圧や糖尿病、脂質異常症(コレステロール値や中性脂肪値が高い)
  • 日常的な喫煙や多量の飲酒
  • メタボリック症候群、運動不足
  • 心房細動などの不整脈
  • 食生活の欧米化(脂っこい食事が多いなど)

普段病気の治療をしていない若い人でも、脱水などの環境的な要因で脳梗塞を発症する事もあるので、水分摂取はとても大切です。

快適な部屋で熱中症を予防しよう!

適度な室温と湿度にしましょう

室温は28度以下

温度計で室温が28度を超えたら、クーラーをつけましょう。
クーラーは26度〜27度で設定し、必要であれば扇風機を回すと体感温度1〜2度下がります。

また、日差しが直接入る部屋や時間は、カーテンなどで遮光するだけでも、室温が下がるのでオーニング(屋根のようなもの)やシェードをつけるのもおすすめです。

湿度は50〜60%以下

夜間、室温が下がっていても湿度が高いと汗が蒸発しないため、体温調節がうまくいかない事があります。

蒸し暑く、ベタベタする時は湿度の調整も必要です。

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外で遊ぶ子ども達やスポーツをする人、畑仕事をする人などにおすすめです。
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暑い夜も快適に眠れるマット

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  • エアコン使用時と比べて夏は約1/4、冬は約1/10の節電効果があります!
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  • 温熱効果もあるので冬場の冷え対策にも使えます。



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まとめ

いかがでしたでしょうか?
熱中症のサインを知っておくだけでも対策や予防は出来ますし、早く対応する事が
大切です。

また、冬でも脱水の予防をする事で脳梗塞の発症のリスクが低くなりますので、
こまめな水分補給を心がけましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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