お手伝い

子供がお手伝いをすれば勉強の効率も上がる?

小学4年生の長男と2年生の長女は、毎日1つお手伝いをする約束をしています。
お手伝いの内容は、洗濯物を取り込む、たたむ、玄関掃除、料理の手伝い、食器洗いのいずれかから選んで行います。
ちなみに、自分の洗濯物をしまうのと、食事の準備(箸を並べるなど)や食べた食器を下げるのは、お手伝いではなく当たり前の事としてやってもらっています。

お手伝いって必要?メリットは?

私は生活する上で大切な事だと思っています。
宿題もあるのに・・・って思うかもしれませんが、私にも仕事と家事があるように、宿題は学校のこと、お手伝いは家のことです。うちは3人で暮らしていますので、助け合って行かなければ夕食が遅くなりますし、生活に支障が出ます。
また、お手伝いをすることで、次は何をしなければならないのか、どうやってやったら上手に出来るのかを自分で考える力が養われます。
実際、洗濯物を取り込んだら、たたむ、しまうは一連の動作になってくるので、1つ出来たら3つ出来る事になります。
子供の自立にもつながるので、お手伝いはメリットがあると考えています。

お手伝いは何歳から?

何歳からやった方がいいというよりは、色々な物に興味を持ち始めてからでいいと思います。成長には個人差や性格もあるので、焦る必要はないと思っています。

大体3歳くらいになると手先も器用になってくるので、自分の隣で遊びながら洗濯物をたたませたりしていました。この時期は真似をしたがるので、わざと見えるところで誘導し褒めていくことで嫌がらずにやってくれることもありましたが、気分が乗らない事も多々あり、小学生になるまではやりたくない時は無理にさせませんでした。

4〜5歳になると保育園でも下のクラスの子のお世話をしてたので、特に長女は食事の準備や片付けは上手にやっていました。生活の一部になっていたのだと思います。
先生ではなく、うちの娘にやってもらいたいという子がいた程です(笑)

お手伝いをする事で勉強の効率も上がる?

お手伝いをする時は、自分で選ばせてやり方に口を出さないようにしています。
分からない時は教えますが、細かく教えると長続きしなくなってしまうので、自分なりのやり方を学習していくことで効率よく出来る様になります。

子供は自分で考えてキレイに出来た時は、大体報告しにきます。褒めてあげる事で自信になり、自立にもつながります。

勉強をする時にもまずやってみる、分からない時はどうしたらいいのか考える。
これを繰り返す事で、考える力が養えると思っています。

お手伝いのポイント

お手伝いをしてくれた時は「ありがとう」と伝えましょう。
自分が役に立ったという感情は、次に何をお手伝いしようかという気持ちへつながります。
また、忙しい時はイライラしがちですが、待つ様にしています。自分でやった方が早い時もありますが、あえて見ないふりをします。見たら口を出しそうなので(笑)

長男と長女は、性格も得意な物も全然違います。
同じお手伝いを比べてしまうと、「じゃあこれはやらない」となってしまうので、比べない様にしています。
料理のお手伝いや食器洗いは、長女の方がやりたがります。自分の包丁とまな板を買ってあげてから、お手伝い率がかなり上がりました。

今は約束だからやっているかもしれませんが、いずれは自分でしなければならないことばかりです。上手に出来なくても、やり方を知っているだけでも学校生活で役立つ事もたくさんあります。

ちなみに、お小遣いの記事でも触れていますが、お手伝いをしてもお小遣いはあげていません。お金欲しいからやるという気持ちでやってもらいたくないからです。
しかし、子供の性格によっても変わるので、あくまでもこれは私の意見ですが・・・

楽しみながら出来て、子供の成長を1番身近に感じるお手伝いを、始めてみてはいかかでしょうか。

twitter