こんばんは。モモブ(@momobulife)です。
私、約2年くらい前にりんご病になりました。
え?大人にもうつるの?
そう思いますよね。
りんご病は正式に「伝染性紅斑」(でんせんせいこうはん)と言います。
ほっぺが赤くなるイメージから一般的にはりんご病と呼ばれていますが、実は大人がかかるとほっぺはほとんど赤くなりません。
また、1度かかると免疫が出来るため2度とかかりません。
子供のりんご病は比較的に症状も軽く、気付かないうちにかかっていたということも少なくないのですが、逆に抗体がなければ大人にもうつるんです。
しかも子供よりも重症化する可能性大・・・
大人がかかった場合の特徴を私の体験を交えてお話しします。
りんご病とは
「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスが原因です。
4〜5年の周期で大きな流行があり、6月〜7月に患者数が増加し、9歳以下の子に多いようです。
感染経路
せきやくしゃみなどの空気感染でうつります。
約2週間くらいで発熱やだるさなどの症状が出て来た時にはうつりますが、ほっぺが真っ赤になった時にはもうつらないことがほとんどです。
りんご病の症状
発熱
症状は個人差がありますが、初めは発熱や咳、鼻水など風邪の症状に似ています
私も最初38.3度の発熱と関節痛がありインフルエンザかも?と思い、検査しましたが
陰性でした。
熱は翌日には下がりましたが、頭痛や体全体の痛みと関節痛が残りました。
レース状の湿疹
子供も同じですが手や足にレース状(網目状)の湿疹が出てきます。
発熱から2〜3日後に両腕、両太もも、足先の順に湿疹が出て、約2週間良くなったり悪くなったりを繰り返しました。人によっては、かゆみが出る場合もあります。
私は特に太ももがかゆかったです。
関節痛とむくみ
湿疹が出た後からは日に日に手や膝の関節痛がひどくなり、立つのもどこかにつかまって立つほどでした。
発熱から1週間ほど経つ頃には、朝になると手の関節がむくみ、曲げるのも痛くて車のハンドルを握るのもキツイと感じたほどです。
また、体がとてもダルく、朝起きて出かける準備はするものの、また横なって休んでからやっと出かけているような状態でした。
足のむくみと痛みで靴が履けず、しまぞうり(ビーチサンダル)で出勤していましたが、沖縄では普通のことなので、誰もぞうりにツッコミを入れる人もいませんでしたね(笑)
結局、湿疹、関節痛、むくみなど全ての症状が良くなったのは発熱から3週間後でした。
これも個人差があるようですが、1ヶ月以上かかる人もいるそうです。
りんご病の検査と治療
血液検査
りんご病を特定するには抗体検査をします。
しかし、症状が軽いと気付かなかったり、検査をしても結果が出る頃には症状がなくなることもあるため、検査をしない場合もあるそうです。
私は年齢的にも関節痛を起こす病気では?と心配になり、関節リウマチや全身性エリテマトーデスの可能性も考え血液検査もしましたが、これは陰性でした。
治療方法
治療薬はありませんので、発熱時には解熱剤、痛みがある時は鎮痛剤などの対処療法になります。
痛み止めを飲んでも薬が切れると痛かったので、湿布などを貼って対応していました。
また、湿疹がある時はかゆみが増すので、ぬるめのシャワーがおすすめです。
りんご病の診断
「発熱、湿疹、関節痛、むくみ」(症状が出た順番)とインターネットで調べ、最終的にりんご病にたどり着きました。
最初は、りんご病?なぜ?としか思えなかったのですが、調べたら今現在も患者さんはいるとのこと。
子供の場合は、発熱などがなければ登園、登校はしてもいいそうです。
では、どこからうつったのか?
まさかと思い小学校に通う息子に聞いたら、クラスに2人りんご病の子がいました!
そして、私が発熱する1週間前に息子の両手足に湿疹が出来ていたのを思い出しました。
単なる虫さされかも!?と思っていた湿疹ですが、どうやらりんご病だったようです。
りんご病を診断するための検査はしませんでしたが、血液検査で他の病気の可能性がないため、症状からりんご病と診断されました。
妊婦さんは流産の可能性
りんご病は子供の時にかかった事がなければ、うつる可能性はあります。
妊婦さんはかかった場合は、胎盤を通してウイルスが胎児に感染し、流産や死産の危険性もあるそうです。
特に妊娠初期〜中期の方は、りんご病が流行っている時は外出時も予防が必要です。
りんご病にかかった患者さんと接触したかもしれないという妊婦さんは、血液検査などで診断をし、必要であれば超音波検査や胎児の状態(胎児水腫の有無・⾎流・⽺⽔量など)を調べ、異常がないか検診を⾏います。
感染予防の方法
- 自宅に帰ったら手洗い、うがいをしましょう
- 外出する時や人が多い場所に行く時は、マスクをしましょう
- 子供が風邪を引いている時は、症状をよく観察しましょう
- 体調が悪い時は、無理をせず休みましょう
まとめ
ちょうどゴールデンウィークに入っていたため仕事は休みだったのですが、子供達がいたのでゆっくり休めず、夜にはグッタリでした。
ゴールデンウィーク明けも仕事をしてましたが、指の関節が痛かったので採血や点滴は他のスタッフにお願いする程で、早くりんご病と診断してもらえばよかったなと思っています。
子供の時にりんご病にかかったことがない方は気を付けて下さいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。