毎週日曜日に決まって見ていた「ちびまる子ちゃん」
私の子供達も大好きなアニメです。
特に小学生の子供達にとっては等身大のまるちゃんで、親しみのあるキャラクターはどの世代の人達にも愛されている気がします。
そんな中、突然の悲報で驚きました。
53歳の若さでと考えると私も他人事ではありません。
同じ家族を持つ者、看護師としても考えさせられるものがあります。
さくらももこさんの家族エピソード
ちびまる子ちゃんは自身の少女時代を題材に、まるちゃんを取り巻く家族の日常が、楽しく描かれています。まるちゃんのツッコミや会話にクスッとしてしまうこともありました。
マイペースな物の考え方は、長女に似ているところもあり、どこの家にもいそうなキャラクターで、他人には思えない感じも愛される理由なのかもしれません。
しかし、実際の家族の中でも特におじいちゃんは、漫画とは違うと知りました。
初期のエッセイ「もものかんづめ」を読んだ事があります。
そこに書かれていたのですが、友蔵さんはさくらももこさんが作った理想のおじいちゃんであるということです。
さくらももこさんにとっては、おじいちゃんは嫌いな相手だったかもしれませんが、ちびまる子ちゃんにとっては、いいおじいちゃんだったのだと思います。
乳がんとの闘い
女性ならではの疾患ですが、他の臓器のがんに比べ増殖のスピードが遅いため、早期発見出来れば完治もあります。
30代後半から増え始め、50歳くらいまでがピークとなると言われており、仕事や育児の真っ最中の方も多く、治療や病院受診が遅れて発見した時には、かなり進行している事もあります。
同じ女性として、母親として葛藤があると思いますが、病気を受け止め、この先をどうやって生きていくかも大切になります。
さくらももこさんが闘病していることは知られていませんでしたが、まるちゃん同様に家族の事を考え、生と死の狭間で苦しい思いをした事と思います。
ナースの仕事は患者さんの病気だけでなく、時には家族にも向き合わなければなりません。同じ立場で考えた時に、苦しくて一緒に涙を流した事もあります。
言葉をたくさん並べるより、ただ寄り添うそれが私の看護のやり方です
まるちゃんは永遠に生き続けます
みんなに愛されている「ちびまる子ちゃん」
これからも放送が続くと知って、子供達は喜んでいました。
私が小学生の頃から「りぼん」で読んでいたまるちゃん。
今ではアニメになって、子供達が何の違和感もなく見ています。
世代を超えていく、まるちゃんはこれからも永遠に生き続けるのですね。
だから永遠のお別れではない。そう思うと少し頑張れそうな気がします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。